9月になるとはいえ、まだまだ暑い荷が続きます。もうしばらくすると涼しい秋を迎えます。
待望?の『食欲の秋』になります。
食欲の秋にちなみ、早食いのリスクについてお話しします。
早食いは、肥満や健康に影響を及ぼすことがあります。なぜなら、食事をすると血液中の
ブドウ糖濃度が上昇し、満腹中枢が反応して満腹感を知らせるのですが、ブドウ糖の濃度が
上昇するにはある程度の時間が必要です。早食いの場合、満腹感が得られる前に多くの食事を
摂取してしまい、肥満につながる可能性が高まります。
まとめますと、
・肥満のリスク: 早食いをすると、満腹感を感じる前に多くの食べ物を摂取してしまうため、
過食につながりやすくなります。
・消化不良: よく噛まずに食べ物を飲み込むと、消化器官に負担がかかり、
消化不良を引き起こす可能性があります。
・糖尿病のリスク: 早食いは血糖値を急激に上昇させるため、糖尿病のリスクが高まります。
・心血管疾患: 早食いは心筋梗塞や脳梗塞などの心血管疾患のリスクを高める可能性があります。
・逆流性食道炎: 早食いによって空気を多く飲み込むことで、胃酸が逆流しやすくなり、
逆流性食道炎を引き起こすことがあります。
さらに、よく噛むことも健康に良い影響を与えます。一口30回噛むことが推奨されており、よく噛む
ことで食後のエネルギー消費量が増加します。また、食材を大きく切ったり、食物繊維を多く含む
食材を選んだりすることも効果的です。