これから暖かくなる季節ですが、感染症のリスクはまだあります。以下の主な感染症をこの機会に知って欲しいと思います。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)
全国的に新規感染者の減少は続いていますが、都市部では減少スピードの遅れが懸念されています。
ワクチン接種が進んでいますが、集団免疫の効果がみられるまでには時間がかかると思われます。
感染者が減少傾向にある地域でも、引き続き感染予防対策が必要です。
RSウイルス感染症
九州や大阪など西日本を中心に感染が増加しています。RSウイルス感染症は呼吸器感染症で、
0歳児から1歳児に発症が多く、2歳までにほぼ100%の小児が初感染を受けます。感染経路は
飛沫感染と接触感染です。特に乳幼児期に注意が必要です。
A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)
学童期の小児に多く、学校などの集団生活で気をつけてほしい感染症です。
発熱、倦怠感、喉の痛みなどが現れます。感染経路は飛沫感染と接触感染です。
これから年度末に向け、人が集まる行事が増える
シーズンを迎えますが、感染予防対策を徹底し、
マスクの着用を続けましょう!